2007年08月16日

夢のなかで

夜明け前の一時に
忍び込む夏の夜の夢
目覚めれば無意識が蓋閉じる、時限式の記憶

 
 
  
 
 


黒に白
切り取ったような縦長の空白
暗闇の出口か、地下の国への入り口か
その空白を、白い人影が通り抜ける
軽やかな足取りはあっという間に見えなくなって
また人影
先程の影を追い掛けている
けれど気の進まぬ様子
戸惑うように立ち止まりながら
そんなことだから追い付けぬまま、
その影も空白をくぐる


反転
世界は白に染まり
光の中で、やがて影は知る
赤黄青
鮮やかな色彩の存在と
自らが追い掛けていたものの正体を

そして影は、追うのをやめた
影を追わずに向かった先は黒い切り抜き
影は中をのぞきこみ



そこでこの夢は醒める
posted by (流星) at 04:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 波の向こうで | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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